安川電機は、三相パワーコンディショナを低圧連系で使う場合への注意点と同社製品の対応状況について同社WEBで解説している。
三相パワーコンディショナを低圧連系するには漏洩電流の発生を防止するため、三相パワーコンディショナの交流出力側に絶縁トランスを設置するか、高周波トランス内蔵型の三相パワーコンディショナを選定する必要がある。三相パワーコンディショナについても、低圧連系における単独運転検出(能動)方式に関して、新型能動方式「ステップ注入付き周波数フィードバック方式」に事実上一本化される動きが強まっており、同方式では電圧フリッカの問題が顕在化しており、対策の必要性が高まっている。
そのなかで同社製品は、低圧連系向け「CEPT-P2HA29P9□(絶縁型 200V級 9.9kW)」は、絶縁トランス 内蔵で対応済み、単独運転検出方式(新型能動方式STEP3.2) も対応完了。高圧連系向け「CEPT-P2AA2□□□□(非絶縁型 200V級 9.9/10kW)」は、絶縁トランス非対応だが別途設置で対応でき、 単独運転検出方式(新型能動方式STEP3.2)には非対応となっている。
安川電機、三相パワーコンディショナの低圧連系への対応について解説
- 2024年4月6日
- FA業界・企業トピックス
- 2024年4月3日号, WEBで解説, 三相パワーコンディショナ, 安川電機
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