ジェイテクトエレクトロニクスは、薄型・省スペースを実現した基板型コントローラ「JX-BASIC-EX2」の販売を3月25日より開始した。同製品は、一昨年リリースの「JX-BASIC」を基に、デジタル入出力点数の増加、アナログ入出力の追加、Ethernetポートの追加などを行ったもので、拡張IO基板も用意され、多様な用途に対応可能となる。
「JX-BASIC-EX2」は、基板サイズが180㎜×80㎜と省スペースで、一般的なPLCで使われる多種多様な命令語を約20に集約。これにより、手軽な操作と簡単な使用が可能となっている。また、拡張IO基板を2枚まで実装でき、IO点数が最大で入力64点、出力48点となる。特に食品製造ラインでは、Ethernet経由で製造現場のデータを上位システムに転送することで、現場のDX化を推進し、安全・安心を実現する。また、温度制御にも適しており、湯温調節や水圧監視など、さまざまな産業での利用が期待されている。
無料ダウンロードが可能な従来のプログラミングソフトウエアも多くのお客様に好評を得ている。ジェイテクトエレクトロニクスは、製造現場の課題解決をサポートするサービスとして、FAなんでも相談室やサンプル製品の貸し出し、出張サービスを展開している。
ジャンボびっくり見本市大阪・東京に出展。小間№510。