日本パーカライジングは、金属表面処理薬剤生産工場を福岡県北九州市若松区に新規に建設する。
同工場は、西日本地区の生産能力増強および生産性向上を図ることを目的に、金属表面処理薬剤を生産する九州第一工場(福岡県鞍手郡鞍手町)と福山第二工場(広島県福山市)を統合再編し、グループにおける金属表面処理薬剤生産の主要拠点として新たに建設するもの。
自家消費型太陽光発電設備の導入、再生可能エネルギー100%電力の調達、AIの活用等による消費エネルギーの削減等を通じてCO2排出量実質ゼロ化工場を目指し、重筋作業の負担軽減、温熱環境の改善、バリアフリー環境の実現等、安全性・多様性に配慮した工場を進める。将来的には、海外グループ会社へ新規生産システムの水平展開や世界標準品質の確立に向けた人財育成を進める拠点としての役割も担う。
2025年 4 月から建設を開始し、2026 年 9 月竣工、2027 年 4 月稼働開始を予定。敷地面積4万5833平方メートル、建屋面積1万3000平方メートル。投資額は100億円。
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