
東京計器は、栃木県那須郡那須町の同社那須工場敷地内に防衛機器を取り扱う工場棟を新たに建設する。2024年12月の竣工を目指して建設費約15億円を投じ、防衛事業における需要の増加や将来の新製品開発に対応する。
同工場は、陸海空の自衛隊が保有する航空機や艦艇向けの搭載機器を多数手掛けており、新工場棟「防衛管理棟」は、目下の増産体制の構築や将来の新製品の開発・生産を取り扱うのに十分なスペースを有し、防衛事業の管理機能も併せ持つ。高断熱仕様とすることで空調効率の向上により温室効果ガス排出量の削減を図る。環境に配慮した生産活動を通じて、我が国の防衛力の維持・発展に尽力していく。総床面積は、5580平方メートル、2024年12月竣工予定。投資額は、約15億円。