エイアンドティーは、神奈川県藤沢市の湘南サイトに電解質分析装置用電極を製造する新棟を建設し、電解質事業を強化する。
同社の電解質分析装置は、自社製のほか、国内・海外の大手臨床検査装置メーカーの大型分析装置に組み込まれるモジュールとしてOEM供給を行っており、世界屈指のシェアを誇る。電極は電解質分析装置に組み込まれ、血液中の電解質濃度を測定するイオンセンサーとして利用され、プリンターのインクのように定期的に交換が必要な消耗品となっている。近年の中国など海外における検査需要の拡大を受け、老朽化した設備を更新し、湘南サイト内に新棟を建設し、生産能力を従来比で約1.5倍に向上させる計画。鉄骨造り3階建で延床面積は1700平方メートル。2024年4月着工予定。2025年8月生産開始予定
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