三菱電機は2024年3月期連結決算を発表し、売上高は5兆2579億1400万円（前年度比5.1%増）、営業利益は3285億2500万円（25.2%増）、純利益は2849億4900万円（33.2%増）の大幅な増収増益となった。
仕向地別売上高では、国内は4%増の2兆5594億6500万円、海外は6%増の2兆6984億4900万円。海外売上比率は0.6ポイント増の51.3%となった。北米は前年度比11%増の6970億2200万円、欧州は21%増の7330億9200万円と好調、アジアは中国が9%減の5323億9300万円と停滞したことによりアジア全体でも3%減となった。
セグメント別では、インダストリー・モビリティは売上高1兆7106億円（前年度比503億円増）、営業利益は1201億円（242億円増）。セグメントとしては増収増益だが、FAシステム事業は市場環境の厳しさから減収減益。売上高は7664億円（773億円減）、営業利益は888億円（533億円減）となった。
このほかインフラは、売上高1兆366億円（634億円増）、営業利益は314億円（38億円増）。ライフは、売上高2兆522億円（1051億円増）、営業利益は1456億円（443億円）。ビジネス・プラットフォームは、売上高1420億円（73億円増）、営業利益は83億円（4億円減）。セミコンダクター・デバイスは、売上高2898億円（83億円増）、営業利益は298億円（6億円増）となった。
2024年度業績見通しは、売上高は5兆3000億円（1%増）、営業利益は4000億円（22%増）、純利益は3150億円（11%増）。FAシステム事業では売上高7700億円（35億円増）、営業利益1100億円（211億円増）の予想。価格改善等で増益を見通している。
https://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2024/pdf/0426-1.pdf
https://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2024/pdf/0426-2.pdf
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