オプテックス・エフエーは、2024年6月上旬にIO-Link対応の非接触温度計「TI-Sシリーズ」を発売する。
これまでの非接触温度計の場合、測定位置決め用のレーザマーカは非搭載か点で示すスポット式だったが、同製品は独自のリングレーザマーカを搭載し、同軸リングレーザが測定位置と範囲を示すため、どこを測定しているかを視認性よく円(リング)で示し、暗く狭い場所でもマーカを確認しながら簡単に位置調整を行うことができる。測定温度範囲は-40℃~+500℃、測定精度は±1℃で高精度に計測可能。応答時間は従来困難だった50ms以下を実現し、高速ライン上のワークの温度測定も可能とした。
コントローラには1.8インチフルカラーTFT液晶を搭載し、従来の7セグLED表示では再現できなかった漢字やかな表示が可能になり設定が楽にでき、測定温度もトレンドグラフで表示でき、経時変化を一目で確認できるようになった。
また、デジタル信号で上位のネットワークに接続する通信技術「IO-Link」に対応し、PLCと1対1の双方向シリアル通信により温度データを常にモニタリングできるようになっている。
標準価格はコントローラが3万8000円(税別)、センサヘッドが7万8000円(税別)。
オプテックス・エフエー、IO-Link対応の非接触温度計「TI-Sシリーズ」発売 位置調整が容易なリングレーザマーカ搭載
- 2024年5月17日
- 新製品/サービス
- 2024年5月15日号, オプテックス・エフエー, 非接触温度計
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