サンワテクノスの2024年3月期決算は、売上高は1661億3800万円(8.2%減)、営業利益は62億1500万円(18.5%減)、純利益は50億700万円(8.9%減)の減収減益となった。市場の需要回復が遅れ、在庫調整が続き、受注高・受注残は前年より減少したが、売上高・営業利益・経常利益・当期純利益は、前年度に続く過去2番目の業績となった。
セグメント別売上高では、電機部門は、半導体製造装置やマウンター、太陽光発電装置向けの販売の減少が響き333億5000万円(1.3%減)、電子部門はFA業界向け、半導体製造装置向けのコネクタや産業用PC、自動車関連業界向けの電子部品の販売が減少して1174億4900万円(13.4%減)、機械部門は自動車業界向けの設備機器の販売が増加し153億3800万円(31.7%増)となった。
2024年度業績予想は、売上高1550億7000万円(6.7%減)、営業利益30億8000万円(50.4%減)、純利益24億1000万円(51.9%減)を見込んでいる。
https://www.sunwa.co.jp/ir/library/pdf/2024/tanshin_20240510.pdf
https://www.sunwa.co.jp/ir/library/pdf/2024/irinfopdf_20240514.pdf