立花エレテックの2024年3月期決算は、売上高2310億4200万円(1.7%増)、営業利益は107億6400万円(4.3%増)、純利益は84億7100万円(8.0%増)の増収増益となり、全項目が2期連続で過去最高を更新した。
セグメント別売上高は、FAシステム事業は1189億1800万円(3.5%増)。FA機器分野は食品や物流関連の設備投資が順調に推移。期初の受注残によりPLC、インバータ、ACサーボが大幅に増加した。産業機械分野でも自動化設備が堅調だった。半導体デバイス事業は858億9600万円(3.5%減)。施設事業は210億1100万円(19.7%増)。データセンター向け受変電設備の伸長、大型再開発案件でも空調設備も大きく伸びた。その他は52億1500万円(9.8%減)。EMS分野は家電向け液晶基板ビジネスが好調に推移したが、金属部材の価格高騰と円安が影響した。
2024年度業績見通しは、売上高は2280億円(1.3%減)、営業利益は100億円(7.1%減)、純利益は70億円(17.4%減)を見込んでいる。
立花エレテック、増収増益。2期連続で過去最高を更新
- 2024年5月24日
- 決算・業績
- 2024年5月22日号, 立花エレテック
オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。
購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。
オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています