ファナックは、ロボットシステムの周辺機器として、柔軟なカスタマイズができる「モジュール型走行軸」を発売した。
同製品は、モジュールの組み合わせによって1メートルから最大20メートルまでのストローク長を0.5メートル刻みで調整することができる走行軸。従来は各ユーザーに合わせた設計していた走行軸を、汎用商品として販売を開始した。
モジュール設計を採用して大幅にコンパクト化したことに加え、ロボットと連携するソフト機能の強化、量産化による製造品質の安定化を図っている。
第一弾として、主要なロボットモデルであるM-710、R-1000、R-2000シリーズに対応したモデルをリリース。制御装置は「R-30iB Plus」と新型の「R-50iA」に対応して、顧客は自身のロボット制御装置に合わせて走行軸を選択することができる。
https://www.fanuc.co.jp/ja/product/new_product/2024/202405_robot_modularrtus.html