因幡電機産業、2024年3月期決算増収増益 過去最高業績を更新

因幡電機産業の2024年3月期決算は、売上高3453億6900万円(9.0%増)、営業利益は213億2200万円(14.4%増)、純利益は156億2300万円(1.3%増)の増収増益となり、過去最高業績を更新した。
セグメント別では、電設資材事業は、電線ケーブル類の販売好調に加え、首都圏再開発や製造業の設備更新、データセンターなどの大型物件向けに防災設備や受配電設備等の納入があり、売上高2410億6800万円(14.5%増)となった。産業機器事業は、人手不足に伴う省力化・自動化需要などを背景とした製造業の設備投資は底堅く推移したが、コロナ禍の巣ごもり需要の反動でデジタル関連需給が悪化し、半導体関連の生産調整や設備投資抑制の影響を受けて制御機器と電子部品の販売が減少し、売上高は379億5500万円(5.1%減)となった。自社製品事業は、ルームエアコンの出荷減にともなう空調関連部材の需要停滞を受け、主力製品である被覆銅管や空調配管化粧カバーなどの販売が伸び悩み、海外における設備投資需要の減退にともなって連結子会社パトライトが減収となった結果、売上高663億4600万円(0.0%増)となった。
2024年度業績見通しは、売上高3620億円(4.8%増)、営業利益235億円(10.2%増)、純利益は164億円(5.0%増)を見込んでいる。

https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS70085/3c82411b/0eb7/4de1/9672/3ba262907020/140120240419573300.pdf

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG