
小林製薬は、中国安徽省合肥市にある100%子会社「合肥小林日用品有限公司」の新工場を建設した。
同社は2030年グループ連結売上高2,800億円(うち国際事業900億円)を目指し、海外への製品提供力の強化を含め、多岐に渡り取組みを強化している。中国では額冷却シート「熱さまシート」の需要が高まり、「カイロ」も拡大している。
新工場では、約2,200万製品(冷却シート、カイロ、芳香剤等)を生産し、デジタル化と自動化を導入して生産性向上・品質向上・予防保全・環境モニタリング等を通じて素早い改善を可能とし、材料受入・払出・生産・出荷までの一連の流れが効率化された「ものづくりのスマート化」を目指すことで生産効率を最大化。多様な新製品の生産導入へ積極的にチャレンジできる工場とする。
延床面積は5万0881平方メートル。建築面積は1万5912平方メートル。投資規模は約60~90億円。2024年4月中旬稼働予定。