三菱電機、全社のデジタル基盤「Serendie」を構築 事業間連携の強化で循環型 デジタル・エンジニアリング企業へ加速

三菱電機は、デジタル基盤「Serendie(セレンディ)」を構築し、事業領域を横断したデータ分析や新たなサービス展開ができる仕組みを整備し、循環型デジタル・エンジニアリング企業への変革を進める。
これまで同社のデジタル基盤とサービス展開は各事業領域でそれぞれにサイロ化する傾向があり、同社製のコンポーネンツを使ってシステムを構築し、データを収集していても、事業をまたいで連携・融合して新たな価値を創造する動きは少なかった。そうした課題に対し、全社的なデジタル基盤としてデータ分析基盤やWebAPI連携基盤等からなる「Serendie」を構築し、事業領域を横断したデータの利活用やパートナーとの共創がしやすい環境を整え、各事業を掛け合わせて新たなサービスやソリューションを提供できるようにした。具体的には、ビルと空調、電力を掛け合わせたスマートビルソリューションや、交通と電力による列車運行や電力最適化などの鉄道向けソリューション、FAと電力の融合によるカーボンニュートラルやSCM最適化など工場向けソリューションなどを想定している。
新たな価値創出の取組みを加速するため、加工機や昇降機の遠隔監視・保守サービス、エネルギーとファシリティマネジメントのソリューションなどデータを活用したソリューション、シーケンサやCNCなどデータを収集するコンポーネンツ関連の売上を「Serendie関連事業」と定義し、その売上高を2023年度の6400億円から、2025年度に7700億円、2030年度に1.1兆円まで拡大し、収益の柱とすることを目指す。

https://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2024/0529-b.html

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