
河村電器産業は、クラウド型の電気設備設計支援システム「Qrespo(クレスポ)」と建築設備CAD「Rebro2024(NYKシステムズ)」と「CADWe’ll Linx V5(ダイテック)」のデータ連携を開始した。
同システムは、キュービクルのトランス容量や分電盤の負荷容量を入力するだけで10分以内に図面が出力できる電気設備設計支援システム。2021年から大手建築設備CADへ対応したキュービクルのBIMデータ提供を開始し、3Dモデルでの設計も可能となっていたが、代表モデルのデータ提供に限られ、実際の設計仕様にあったBIMモデルが手に入らないという課題があった。それに対し今回、NYKシステムズ「Rebro2024」とダイテック「CADWe’ll Linx V5」と連携機能を共同開発し、同システムから導き出された寸法と重量情報が反映され、より正確な3Dモデルでの設計が可能となった。