経済産業省と東京証券取引所、情報処理推進機構は、2024年の「DX銘柄」を選定し、そのなかから特に優れた取り組みを行った「DXグランプリ企業」としてLIXIL、三菱重工業、アシックスの3社が選ばれた。
「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)」とは、東京証券取引所に上場している企業の中から、企業価値の向上につながるDXを推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタル活用の実績が表れている企業を選定するものとして、2015年から実施している。
2024年は、「DX銘柄」に25社を選定し、そのなかから特に優れた取り組みを行った「DXグランプリ企業」にLIXIL、三菱重工業、アシックスを選出。さらに「DX銘柄」に選定されていない企業の中から、特に企業価値貢献部分で、注目の取組を実施している企業として「DX注目企業」21社を選出。継続して特出した取り組みを続けている企業「DXプラチナ企業2024-2026」には2社を選出した。
選出された各企業は、今後のDXを進める上でのベンチマークとなるDXのお手本企業であり、DXの取り組みを広く周知させるためにDX銘柄企業の取り組みを紹介するレポートも公開している。
https://www.meti.go.jp/press/2024/05/20240527001/20240527001.html
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/investment/keiei_meigara/dxstockreport-2024.pdf