ソニーセミコンダクタソリューションズは、タイ(バンカディ)のSony Device Technology (Thailand)Co., Ltd.の半導体製造事業所の敷地内に建設を進めてきた新棟が稼働開始した。
SDTは、イメージング&センシング・ソリューション事業の後工程を担う生産拠点。新棟は、同事業所における「4号棟」として、車載用イメージセンサーやディスプレイデバイス、そしてデータセンター向けの半導体レーザーなどの生産活動を行う。今後、約2000人の雇用創出を見込んでおり、市場動向に応じて4号棟内への生産設備の拡充を図っていくことで、各製品の生産能力拡大に対応していく。
2021年度より再生可能エネルギー100%による稼働を達成しているが、4号棟でもクリーンルームの必要部分に絞った空調システムや廃熱・温水の再利用技術を採用。さらに、年内には4号棟の屋根全体に太陽光パネルを設置し、再生可能エネルギー100%の稼働を維持する計画である。
総敷地面積13万7252平方メートル。延床面積は6万6370平方メートル。クリーンルーム面積は8800平方メートル。
ソニーセミコンダクタソリューションズ、タイの半導体製造事業所に新棟稼働。車載用イメージセンサーなど生産拡大
- 2024年6月12日
- 工場・設備投資
- 2024年6月5日号, Sony Device Technology, ソニーセミコンダクタソリューションズ, バンカディ
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