池上通信機、藤沢市のシステムセンターに新棟「南館」を建設。放送システム事業の基幹工場 

池上通信機は、神奈川県藤沢市のシステムセンター内に新棟「南館」の建設する。
システムセンターは、放送システム事業の基幹工場として、スタジオサブシステムや中継車システム、伝送システムなどの生産を主に行い、スイッチャー装置や無線伝送装置などの単体機器の開発・製作も担っている。現在、一部の生産活動は神奈川県川崎市の塩浜事業所で実施しているが、新棟の建設により生産スペースを拡充し、塩浜事業所からシステムセンターへの生産移転を通じて生産効率の向上を図る計画。また、新棟では省エネルギー対応の空調設備や太陽光発電設備の導入を含む環境負荷の軽減措置を施し、高品質な製品作りを追求するとともに、持続可能な社会への貢献を目指す。
新棟は、総建物面積が1889平方メートル、延床面積が3056平方メートル。建設費は約10億3000万円。2024年9月に着工し、2025年12月に竣工、2026年1月に稼働開始する予定である。

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