富士電機機器制御は、新形電磁開閉器「SC-NEXT」の発売を記念したプライベート展示会を6月から8月にかけて、同社のある埼玉県吹上市と名古屋、大阪、福岡で開催する。
6月28日の埼玉・吹上会場(富士電機機器制御吹上工場)を皮切りに、7月12日に大阪(梅田スカイビル)、7月28日に名古屋(ウインクあいち)、8月30日に福岡(TKP ガーデンシティPREMIUM天神スカイホール)で開催。
会場では「盤の未来を考える強い製造現場の実現に向けて」をテーマに、制御盤の設計・製造の効率化に役立つ製品・サービスと情報を発信。電磁開閉器「SC-NEXT」はさらなる小形化や省エネ推進の他、高い防塵性、カーボンニュートラルへの対応など特長を紹介し、「盤製作における生産性向上」では、電気設計CAD、配線自動化支援装置、スプリング端子機器など盤の設計、製造プロセスをよりスマートに、作業品質を高めるためのコンポーネントから装置・ソフトウェアまでを展示。「次世代制御盤」では、労働人口減少が問題視されるなか、安定的・効率的なものつくりを実現するための次世代制御盤を展示し、「課題解決ソリューション」では、SCCR対応製品・Webサイト、電力監視機器などCO2の見える化、カーボンフットプリントの対応支援のほか、海外規格(SCCR)に適合した盤内機器を紹介。「受配電リニューアル」では励磁突入電流抑制つき LBS(近日発売)ご紹介のほか、予防保全・機器の更新など、受配電機器のリニューアルを提案する。
セミナーは4会場すべて同一で、「北米規格対応ソリューション/新形電磁開閉器 SC-NEXT」では北米向けの装置輸出で対応が必要なSCCRについて、従来の国内向けの装置と何が異なるのか、規格への対応のために何をすべきかなどを実例を用いてする紹介。「生産性向上の取り組み」では、少子高齢化、後継者不足、外国人労働力の活用のなかでの生産性の維持・向上、品質の安定を実現するためのEPLAN、フエニックス・コンタクト、シュロニガージャパンの出展各社の取り組みと目指すべき姿を紹介する。「次世代制御盤2030の将来と展望/新形電磁開閉器 SC-NEXT」では、昨今の製造業、制御盤メーカを取り巻く環境において、制御盤2030を目指し課題解決をした実例を解説し、盤を展示している i ・テクノロジー社から制御盤のあるべき姿のヒントを紹介する。
https://www.fujielectric.co.jp/fcs/feature/privateexhibition_2024.html