オリエンタルモーター、小型ロボット「OVR」発売 全軸にカタログ標準品を使用し、内製・購入の両ニーズに対応

オリエンタルモーターは、全軸にバッテリレスアブソリュートセンサ搭載のステッピングモーター「αSTEP AZシリーズ」を搭載した小型ロボット「OVR」を発売した。
同製品は「シンプル、小型。だからちょうどいい。 」をコンセプトに、産業用ロボットの内製化・購入のいずれにも対応した小型ロボット。これまで2022年にロボットコントローラ「MRC01」と専用プログラミングソフト「MRC Studio」を開発・発売を通じてロボットの制御・プログラミングしやすい環境を整備してきて、このほどロボット本体として発売した。
同製品は、全軸にαSTEP AZシリーズを採用し、バッテリレスアブソリュートセンサを搭載。繰り返し位置決め精度は±0.05mm。高精度が必要な工程の自動化にも使用可能。小型・軽量設計で設置面積は名刺3枚分の130mm×130mm(一部機種は 160mm×190mm)。アーム材質もアルミ合金を使用し、軽量化を実現している。DC電源入力タイプのため、電源ラインの引き回しが容易で、バッテリー駆動もでき、AGV・AMR等への搭載にも適している。軸はカタログ標準品なのでメンテナンスの際も短納期でモーターを入手可能。顧客自身で交換もでき、メンテナンスコストと手間を削減できる。
ロボットコントローラMRC01を使用することで、ロボット制御未経験者でも簡単に立ち上げが可能。さらに、ロボットを検討、利用するための各種サポートを用意し、ロボット本体や MRC01 がなくても、実際の動きを想定したシミュレーションが可能な
PC 用ソフトウェア「MRC Studio Simulator」や、AR でロボットを設置し操作シミュレーションが可能な iPhone・iPad 用
アプリ「MRC Reality」も提供する。
最大可搬重量1kg、最大リーチ長480mmの6軸垂直多関節ロボットをはじめ、最大可搬重量1kg、最大リーチ長350mmの5軸垂直多関節ロボット、最大可搬重量5kg、最大リーチ長480・680・880mmの3タイプの4軸垂直多関節ロボット、最大可搬重量3kg、最大リーチ長410mmの3軸水平多関節ロボットをラインナップ。直交ロボットも近日発売予定としている。

https://www.orientalmotor.co.jp/ja/products/robots-controllers/list

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