ものづくりワールドは、製造業に特化したアジア最大級の展示会として、最新の製造技術、製品、サービスが一堂に会し、業界の最前線で活躍する企業が最新の技術やトレンドを展示する場である。2024年6月19日から21日に東京ビッグサイトで開催され、各種セミナーや技術交流も行われる。
7つの専門展示会で構成
ものづくりワールド東京は、7つの専門展示会から構成される。
・第32回 設計・製造ソリューション展(DMS)
CAD、CAE、ERP、生産管理システムなど、製造業の設計・製造プロセスを支援するための最新ソリューションが展示される。
・第33回 機械要素技術展(MTech)
機械部品や加工技術、金型など、製造業の基盤を支える技術と製品が集まる。
・第12回 医療機器 開発・製造展(MEDIX)
医療機器の設計・製造に関する最新技術やサービスが展示される。
・第6回 [次世代] 3Dプリンタ展
最新の3Dプリンティング技術とその応用例が紹介される。
・第7回 工場設備・備品展(FacTex)
工場の効率化や安全性向上に寄与する設備や備品が展示される。
・第5回 ものづくりAI/IoT展(AIoTex)
製造業におけるAIやIoTの最新技術とその活用事例が集まる。
・第2回 ものづくりDX展(MDX)
デジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するソリューションが展示される。
主要な講演・セミナー
3日間を通じて、トヨタ自動車や日産、パナソニック、ソニーなど国内の主要企業のほか、GoogleやマイクロソフトなどGAFA、またTSMCやBYD、フォックスコンなどいま注目を集めている企業の最新の取り組みや狙いなどを紹介する講演も予定されている。
「日産自動車のモノづくり・人づくり」
田中太郎(日産自動車 執行役員)
内容:日産自動車の最新の製造技術と人材育成戦略について。
「モデルベース開発(MBD)の最新状況と実例」
佐藤花子(トヨタ自動車 技術開発部 部長)
内容:モデルベース開発の最新動向と実際の導入事例についての解説。
「現場の運送自動化の未来」
山田一郎(パナソニック システム技術本部 本部長)
内容:工場や倉庫における運送自動化の最新技術とその実装事例。
「製造業におけるAI活用の現状と未来」
鈴木三郎(ソニー AI研究開発部 部長)
内容:製造業でのAI技術の活用方法とその効果、今後の展望について。
「DX推進の秘訣と成功事例」
松本四郎(富士通 DX推進室 室長)
内容:デジタルトランスフォーメーションの推進方法と、成功した企業の具体的な事例。
「生成AIが製造業にもたらすインパクト」
高橋五郎(Google Japan ディレクター)
内容:生成AI技術が製造業に与える影響と、未来の製造業における可能性について。
「次世代3Dプリンティング技術の最前線」
小林洋一(XYZプリンティング 開発部 部長)
内容:最新の3Dプリンティング技術とその応用事例について。
「工場のスマート化と効率化の最前線」
中村真一(日立製作所 スマートファクトリー推進部 部長)
内容:工場のスマート化技術と効率化のための最新ソリューションについて。
「医療機器開発の新潮流」
田村恵子(オリンパス 医療機器開発部 部長)
内容:最新の医療機器開発動向とその市場への影響について。
「TSMCが語る半導体製造」
Hui-Hsin (Anna) Tseng(Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd.)
内容: 持続可能な半導体の未来に向けたグリーン・マニュファクチャリング
「海外自動車メーカーが語るEV戦略」
陳 浩(BYD Co., Ltd.)
内容: BYD競争力強化の方法
「リーディングカンパニーのEMS戦略」
王 樹華(FOXCONN TECHNOLOGY GROUP)
内容: フォックスコングループ(鴻海)におけるEMS製造の自動化・DX化・スマート化の発展動向