ヤマハ発動機、機能安全用ロボットコントローラオプション「RCX3-SMU」発売

ヤマハ発動機は、ロボットコントローラ「RCX340」専用の機能安全用オプションユニット「RCX3-SMU」を発売した。
同製品は、RCX340で制御するスカラロボットと3軸以上の直交ロボットを対象とする機能安全用のオプションユニット。認証機関TÜV SÜD (テュフズード)による機能安全認証を取得し、ロボット安全規格「ISO 10218-1」に適合した安全機能を実装し、RCX340は同製品と一緒に使うことで機能安全対応が可能となる。
各種の安全機能を搭載し、STO(Safe Torque Off)機能は内蔵の主電源(モータ駆動用電源)スイッチ回路によりコントローラへの動力電源を遮断して安全状態にでき、SS1(Safe Stop 1)機能はロボットの減速停止状態を監視し、ロボットが停止した場合、もしくは適切な減速度または減速時間で減速しなかった場合、STO機能を実行し安全状態に移行することができる。
速度監視機能(SLS)はロボットの動作速度を監視し、領域監視機能(SLP)はロボットの直交座標位置やモータパルス位置を監視。いずれも設定速度や設定範囲を超えた場合、SS1機能を実行する。また安全入力機能で安全入力ポートの状態を監視し、安全入力ポートの状態と、ポート毎に設定された安全入力機能(非常停止、モードセレクト、手動モード保護停止など)に応じてSS1機能を実行。安全出力機能で安全出力ポート毎に設定された内部状態(非常停止状態、安全状態など)を出力する。
また設定はサポートソフトウェア「RCX-Studio 2020」から全てセットアップでき、1つのアプリケーション内で、RCX3-SMUのパラメータ調整・設定・バックアップが直感的操作で行うことができる。

https://global.yamaha-motor.com/jp/news/2024/0613/rcx3.html

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