デンカと東洋スチレンは、千葉県市原市のデンカ千葉工場に国内最大のポリスチレンケミカルリサイクルプラントを竣工し、稼働を開始した。
このプラントは、使用済みポリスチレンを化学的に分解してスチレンモノマーに戻し、新品同等の品質で再利用可能な材料を生産する。サーマルリサイクルのように焼却しないため、二酸化炭素排出量が少なく、より環境に配慮したリサイクル方法となる。
投資金額は約40億円で、年間処理能力は3000トン。
https://www.denka.co.jp/storage/news/pdf/1213/20240319_denka_ps_chemical_recycle.pdf