三菱電機は、パソコン組込み型サーボシステムコントローラとしてモーションコントロールボード「MR-EM441G」を発売した。
同製品は、サーボアンプ「MR-J5-G」を制御するパソコン組込み型サーボシステムコントローラ。産業用パソコンのPCI Express拡張スロットに接続し、高速高精度なモーション制御を実現。高速高精度を追求したモーション制御で、最小演算周期62.5 μsで4軸制御ができ、ヘッド部の高速処理に最適。最小演算周期250 μsでは60軸制御ができ、軸数の多い装置でもタクトタイム短縮が可能。
高性能CPUを内蔵して複雑で高速性を要求されるモーション制御を実行し、パソコンとモーションコントロールボードで負荷を分散することで膨大なデータ処理などでパソコンのCPUが高負荷となった場合でもモータ駆動に影響を与えることなく、高速高精度位置決めが可能となっている。
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