キーエンスは、スキャン機構を本体に内蔵したオートスキャン3Dセンサ「LJ-S8000シリーズ」を発売した。
同製品は、スキャン機構を本体に内蔵し、ステージやエンコーダ、照明など3Dスキャンに必要な付帯機器が一切いらず、、装置に取り付けるだけで測定や外観、形状、判別といった3D検査が可能となる3Dセンサ。レーザー光源を内蔵し、単波長に特化した光学系のため、照明条件の調整がいらず、工場の天井照明などの外乱光の影響も受けずに安定した検査が可能。ステージや照明の設定がないため、机上で実施したテストがそのままラインで再現でき、短期での導入・稼働が可能。本体はコンパクトで既存設備にも後付けで設置可能。超高速・超高精度の最速撮像0.2s、繰り返し精度0.3μmでインラインでの全数検査も実現できる。
画づくりは設定ソフトが抽出したパターンから最適な画像を選ぶだけで専門知識がいらずに設定完了。30種類の検査ツールを用意し、実行したい検査を選んでガイドに沿って簡単に検査設定が可能。複数組み合わせて寸法や外観、形状を一度に検査することも可能となっている。
https://www.keyence.co.jp/products/measure/laser-2d/lj-s8000/pr/164180001.jsp