
ナイスは、連結子会社であるウッドファーストの敷地内(徳島県小松島市和田津開町北398)に新たな構造用集成材の工場を着工した。
新工場には製材棟と加工棟が建設され、大径木対応の製材システムや大型モルダーギャング、乾燥機を増設する。製材棟には大径木にも対応可能な製材システムを、加工棟には表面を滑らかにして目的のサイズに仕上げる大型モルダーギャングを設置するほか、乾燥機を2基増設する予定。また、原木消費量の増加に伴い、連結子会社であるナイス原木流通の敷地内(徳島県小松島市金磯町3-65)に、原木の皮むきを行うリングバーカーを増設する。
大倉工業との協定に基づき、新工場では、構造用集成材の材料となる板材を生産し、大倉工業へ供給、同社が新たに建設する集成材工場において構造用集成材を製造する。
設備投資予定額は、約18億円。2025年3月竣工予定。2025年4月稼働開始予定。