古河機械金属のグループ会社の群馬環境リサイクルセンターは、医療廃棄物の焼却処理を行う2号焼却炉を新設し、営業運転を開始した。
新炉は1日70トンの処理能力を持ち、既存の1号焼却炉と合わせて、処理能力を倍増させる計画。当面は2号焼却炉の稼働率を上げ安定操業に努め、既存の1号焼却炉は緊急時に備えつつ、老朽箇所のメンテナンスを行っていく。2026年度には1号焼却炉と2号焼却炉の併用での安定操業を開始し、両炉での最大焼却処理能力は1号焼却炉のみの稼働時の約2倍の130トン/日となる。群馬県はじめ東京都のほか関東甲信地域全域からの受入れ要請にも応えることが可能となり、今後予想される医療廃棄物処理の需要増に対応していく。地上3階、延べ床面積は、1562平方メートル。総投資額は、約28億円。
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