小松ウオール工業は、石川県加賀市に可動間仕切りの製造・研究開発を行う新工場「加賀工場2号棟」を建設する。
首都圏を中心とした主要都市部におけるオフィス需要は堅調に推移しており、同社がここ数年で進めてきた大型ショールーム展開の施策によって、今後もさらに需要の取り込みが見込めることから、可動間仕切の生産能力の増強と出荷能力の強化を目的として既存の加賀工場の隣接地に新工場となる加賀工場2号棟を建設する。新工場では、生産ラインの増設と自動化設備の導入等により生産能力及び生産性の向上を見込むとともに、研究開発棟の建設を計画している。
合わせて第三工場(石川県小松市)でも出荷環境の整備を行う。第三工場の一部の生産ラインを新工場に移設することで第三工場の製品保管スペースを拡張し、出荷能力強化を図る。
敷地面積は6万9741平方メートル。(既存加賀工場を含む)。建築面積は、約1万9000平方メートル、延床面積は、約1万9700平方メートル。(1部鉄骨2階建て)。2025 年2月(建設開始予定)。2026 年6月(操業開始予定)。投資金額は、約95億円。
https://www.komatsuwall.co.jp/ir/library/press/pdf/h20240425-3.pdf