TDKラムダは、小型で大容量の3000W出力が可能なユニット形AC-DC電源「HWS-Gシリーズ」を発売した。
同製品は、デジタル制御でスイッチング素子を最適動作させて電力変換効率を高め、構成部品を高密度実装して、従来の1000Wモデルと同等のW150mm×H61mm×D270mmの小型サイズで3000Wの出力を実現。電力密度は同等サイズの従来品に対し約3倍となり、装置の小型化に貢献する。
入力は単相100/200V入力タイプと大容量負荷に最適な3相200V入力タイプがあり、出力の動作モードとして定電圧出力(CV)と定電流出力(CC)の2つを実装し、アナログ(1 – 5V / 4 – 20mA)とシリアル(RS-485_Modbus RTU)の通信インターフェースを介して出力電圧・出力電流いずれも0%からのプログラミングが可能で、出力値のモニタリングにも対応している。
安全規格はAV・情報・通信機器規格IEC/UL/CSA/EN62368-1に加えて、半導体電力変換システムと装置に対する安全要求事項IEC/EN62477-1(過電圧カテゴリⅢ)を取得。半導体製造装置、FA関連機器、バッテリー充電機器、電気分解関連装置、計測機器などに最適となっている。
TDKラムダ、小型・大容量 ユニット型AC-DC電源「HWS-Gシリーズ」発売
- 2024年7月21日
- 新製品/サービス
- 2024年7月17日号, AC-DC電源, TDKラムダ
オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。
購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。
オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています