
TDKラムダは、小型で大容量の3000W出力が可能なユニット形AC-DC電源「HWS-Gシリーズ」を発売した。
同製品は、デジタル制御でスイッチング素子を最適動作させて電力変換効率を高め、構成部品を高密度実装して、従来の1000Wモデルと同等のW150mm×H61mm×D270mmの小型サイズで3000Wの出力を実現。電力密度は同等サイズの従来品に対し約3倍となり、装置の小型化に貢献する。
入力は単相100/200V入力タイプと大容量負荷に最適な3相200V入力タイプがあり、出力の動作モードとして定電圧出力(CV)と定電流出力(CC)の2つを実装し、アナログ(1 – 5V / 4 – 20mA)とシリアル(RS-485_Modbus RTU)の通信インターフェースを介して出力電圧・出力電流いずれも0%からのプログラミングが可能で、出力値のモニタリングにも対応している。
安全規格はAV・情報・通信機器規格IEC/UL/CSA/EN62368-1に加えて、半導体電力変換システムと装置に対する安全要求事項IEC/EN62477-1(過電圧カテゴリⅢ)を取得。半導体製造装置、FA関連機器、バッテリー充電機器、電気分解関連装置、計測機器などに最適となっている。