デンソーとセルトン、ミニトマト全自動収穫ロボットを欧州向けに発売

デンソーとオランダのグループ会社Certhon Build B.V.(セルトン)は、房取りミニトマトの全自動収穫ロボット「Artemy(アーテミー)」をヨーロッパで発売した。
同製品は、房取りミニトマトの収穫に関する一連の作業を全自動で行う農業ロボット。全長2130mm×全幅850mm×全高1680mm、重量は約500kgで、ハウス内に設置されている温湯管の走行レーンの上を自動走行しながらAIでミニトマトの熟度判定を行い、成熟した房だけを選んでアーム先端のハサミで収穫して箱に収納。レーンチェンジも、通路内の障害物と移動先の走行レーンを認識して無軌道でも隣接する走行レーンに自動で移動。収穫箱が満載になったら箱を自動入れ替えし、すべての箱が満載になった場合は、空の箱が置いてある台車まで自動で移動して箱をすべて入れ替え、作業を再開する。
バッテリは交換式で、充電のための待機時間がなく、長時間稼働が可能。房検出LEDと果柄検出LEDを搭載し、昼間の直射日光環境下や夜間の栽培用補光環境下におけるミニトマトの収穫精度を向上させ、昼夜連続して自動収穫ができる。
今後、農業用ハウスとパッケージ化した無人化栽培システムを開発し、グローバルに展開していく予定。

https://www.denso.com/jp/ja/news/newsroom/2024/20240513-01

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG