パナソニック、純水素型燃料電池に9.9 kWタイプ「PH3(三相三線タイプ)」を追加

パナソニック エレクトリックワークス社は、純水素型燃料電池について、9.9 kWタイプの「PH3(三相三線タイプ)」をラインナップに追加した。
同社は2021年に5 kWの純水素型燃料電池「PH1(単相三線タイプ)」を発売し、2023年には三相三線出力に対応した「PH1+(三相三線タイプ)」を発売し、このほど最大発電出力を高め、メンテナンス性を向上したタイプを発売した。
同製品は、最大発電出力は従来の約2倍の9.9kWにアップ。アプリを使うことで1kW刻みで出力を調整でき、複数台連結しての使用も可能で、需要変動がある工場等にも最適。発電時の熱は貯湯設備で集約してお湯として使うことができる。従来機種では前面・背面、側面にメンテナンス面があったが、設計変更でメンテナンス面を前面に集約したことで設置スペースを53%削減可能とした。設置環境も下限をマイナス15℃、表高1000mの高地対応、耐塩害仕様とすることで設置自由度を高めている。
また設計寿命を9万時間から10万時間に延伸し、総点検停止までの期間を現行機の10年から15年にすることで、ライフサイクルコスト(kWh単価)低減も可能となっている。

https://news.panasonic.com/jp/press/jn240703-1

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