
レゾナック・ガスプロダクツは、神奈川県川崎市の川崎工場の液化炭酸ガスとドライアイスの生産能力と貯蔵能力を増強する設備工事が竣工した。
同社は、親会社のレゾナック川崎事業所の使用済みプラスチックのケミカルリサイクル事業で発生する炭酸ガスを原料とし、今回の設備投資によって有効活用を進め、液化設備の増強と貯槽タンクの増設によって安定供給体制を強化する。生産能力の増強は年間3万トン、貯蔵能力の増強は2000トン。国内の原料用炭酸ガスの供給事情は今後も厳しい状況が予想され、原料ガスの探索、確保に向けた取り組みを継続し、炭酸製品の安定供給体制のさらなる強化を目指す。