
アイシンは、愛知県安城市に安城工場を移転開設した。操業60年となる安城工場の老朽化への対応と、交通・物流の面で利便性の高い「榎前地区工業団地」への移転による生産性・職場環境の向上を目的としている。
新安城工場は、GHP・エネファームなどのエネルギー関連機器の製造を担い、屋根や外壁への遮熱シートの設置による室内温度上昇抑制や、画像センサーを用いた照明制御など、新しいCO2削減アイテムを取り入れ、カーボンニュートラル実現に貢献する工場をめざす。
従来の安城工場の跡地は、安城市が定める「三河安城駅周辺のまちづくり」の指定区域となっており、2026年10月頃に「三河安城交流拠点(アリーナ)」が設立される予定。