
東亜ディーケーケーは、埼玉県狭山市の狭山テクニカルセンター内に建設を進めていた狭山インテグレーションセンターが完成した。
同センターは、延床面積約8200平方メートル、地上4階建て鉄骨造の建屋に、多用途生産ラインや新製品量産試作ライン・試験設備、自動倉庫、BCP対応としての主要製品の代替製造機能等に関わる設備を設置し、今年秋頃に稼働を予定。首都圏のもう一つの拠点である「東京エンジニアリングセンター」(東京都東大和市)が担う応用分析計の設計・製造機能を移転統合し、新製品の開発から量産化までのスピードアップを実現するマザー工場機能の役割を果たし、最新の自動倉庫を導入した高機能物流施設として、アフタービジネス拡大やeコマース対応による今後の出荷量増加にも対応していく。