
モベンシスは、ソフトモーションコントローラ「WMX3」について、新バージョンとなる3.6U1をリリースした。
同製品は、最先端モーション機能を取り入れたソフトモーションコントローラで、各種半導体製造装置の制御に最適化され、最大128軸のサーボモータと1万点以上のI/Oの完全同期、高速制御が可能。
今回のアップデートでは、EtherCAT通信で62.5us通信周期に対応し、より高精細に指令データを送ることができるようになった。EcConfiguratorなどの各種ツールや直接ファイルエディットすることで簡単に設定できる。
また、FSoE(Functional Safety over EtherCAT) のための スレーブ間通信の自動設定に対応。付属のツール「EcConfigurator(v1.3.0)」から設定できる。FSoEプロトコルでは、セーフティマスタ (セーフティPLCアプリケーション) とセーフティスレーブは、EtherCATデータに埋め込まれた安全データ (ブラックチャネル) を経由して通信を行い、通信相手は、EtherCATの各アドレスとは独立したFSoEアドレスで識別される。