
日置電機は、環境整備工事を進めてきた上田第二工場(長野県上田市)に生産の一部を移し、稼働を開始した。上田第二工場は電子回路基板や回路配線板の検査のための自動試験装置の開発、生産、販売・サービスに関する事業活動を行なう。
建屋は鉄骨3階建てで、1階と2階が主に生産フロア、デモエリアとして使用され、3階には開発および販売担当者の執務スペースとレストランを設置。
サステナビリティの観点から屋根や外装の基材、外装建具等についてリユース資材を使用し、2324トンのCO2排出量を削減(構造躯体のみ抜粋し算定)。また、レストランで使用される食器にはバイオマス食器を採用したほか、厨房機器はオール電化対応とした。
敷地面積は、1万0825平方メートル。延床面積は、4901平方メートル(3階建て)。