
NEDOは、太陽光発電システムの安全性に対する懸念が高まるなかで、太陽光発電システムを建物の屋根や壁面に設置する際の標準として「建物設置型太陽光発電システムの設計・施工ガイドライン2024年版」をまとめた。
建物への太陽光発電システムの設置は、2030年度におけるエネルギー需給の見通しにおいて追加的な導入が期待され、民間企業による自家消費型の推進では、各種建物として10GW、公共設備として6GW、空港分野において2.3GW、新築住宅として3.5GW程度が想定されている。一方で、建物設置では飛散事故などが発生し、懸念も広がっている。
それに対しガイドラインでは、太陽光発電設備の構造と電気に関する設計・施工の要求事項や、建築・土木・電気などの各分野における既存の基準・指針などの文献データ、追加的に行った風洞実験の結果などを基に、太陽光発電システムの建物への設置について具体的な設計・施工方法を解説している。