東芝インフラシステムズは、長期供給と長期保守、頑健性などの特長を継承しながら、高速処理・大容量化、機能性を強化したデスクトップ型産業用コンピュータ「FA3100TX model 800」を発売した。
同製品は、第10世代Intel XeonプロセッサW-1270TEを採用し、従来機種に比べコア / スレッド数を2倍とし、処理性能も約10%向上。メインメモリにDDR4 SDRAMを採用し、最大32GBまで搭載可能。またECC機能を搭載し、システムの安定稼働を実現。ストレージ(HDD)も、従来比2倍の4TBを採用している。
セキュリティについても、フロントパネルにキーロックを設け、ストレージの物理的な盗難防止、USBポートからのデータの盗難防止、POWERボタンやリセットボタンの不用意な操作を防止。ワイヤーロックを取り付けるためのセキュリティロックスロットも標準搭載している。
既存のハード・ソフト資産の有効活用に向け、RS-232Cインタフェースを2ポート標準搭載し、拡張スロットもPCIeを3スロット、PCIを4スロット搭載。対応OSもバージョン固定の長期サポートOSであるWindows10 IoT Enterpriseをはじめ、Windows Server IoT、MIRACLE LINUXをサポートしている。
また長期安定供給、長期保守サービスに向け、販売開始後5年間(2029年8月まで)、同一機種の製品供給を行い、販売終了後(2029年8月)さらに継続して7年間(2036年8月まで)の保守サービスを実施。有償オプションにより、保守対応期間を3年延長し、最大10年間(2039年8月まで)の保守サービスも提供する。
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