芝浦機械は、インド市場とその周辺諸国における自動車、IT、医療分野を中心とした射出成形機の設備投資需要増加への対応と販売拡大を目的に、このたびインドチェンナイにある海外関係会社(シバウラマシンインド)の現工場の隣接地に約40億円の投資を行い、第2工場を開設した。
新工場の面積は現工場の約2倍となる約1万6000平方メートルで、最新の大型クレーン、塗装ライン、自動倉庫を完備した同社グループ最大級の工場となる。ライン生産とセル生産のハイブリッド工程の導入や最新の生産管理システムの導入により生産効率が改善し、既存工場と合わせ射出成形機の生産能力が年間1200台から年間4000台と約3倍に拡大する。新工場は超大型の射出成形機に加え、同社の他の製品も生産可能となるシンプルでフレキシブルな工場となる。
またテクニカルセンターも併設し、最新鋭のテスト設備を設置、最新の成形技術、制御技術、IoTを活用した成形テストや、自動化、省人化を促進するシステム設計の検討も可能となっている
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