
横河計測は、周波数帯域500MHz、350MHzのコンパクト型高分解能オシロスコープ「DLM3000HD」シリーズを発売した。
垂直軸分解能は既存機種の「DLM3000」の16倍となる12bitとなり、より正確な波形観測が可能。シリアルバス解析機能を拡張し、シリアルバス解析時のバスのビットレートや電圧レベルを自動でセットアップする機能を取り込み済みの波形データに対しても適用可能とし、発生頻度が低い信号に対しても自動セットアップが適応でき、車載バスの開発や評価作業の効率化が可能となった。
従来品比2倍相当の1G(ギガ)サンプル点のメモリーを搭載。同比2倍の最大20万個の波形をヒストリ波形として保持でき、サーチして照合できる波形が倍増。高速なサンプルレート(最大2.5GS/s(ギガサンプリング/秒))で数ミリ秒間の捕捉が必要なブレーキ機器などの挙動を一台でカバーできる。
また、2台同期測定 (DLMsync) 機能で2台を同期接続することで、最大8アナログチャネルの同時測定が可能となっている。
CAN、CAN FDなど車載用各種シリアルバス信号と各種アナログ信号の同時測定、パワーエレクトロニクスの電力解析、動作確認、メカトロニクスの通信などの高速信号と比較的変化の少ないメカトロニクス系信号の同時測定・評価、高効率モーター、ロボット、センサーなどの産業機器の分析とテストなどの用途を想定している。