産業用PC業界大手のアドバンテックは、DX化、IoT化をさらに進化させるためのソリューションとして、現在はPLCによって制御されている各種装置をPC+ソフトウェアでの制御に置き換える製品群を「AMAX」のシリーズ名で展開している。
超小型コントローラPCとEtherCATに対応した薄型スライスI/O群で、AMAXはPLCと同様、DINレールマウントするためのブラケット等、取付可能であり、高さもPC、I/O共に約10センチとコンパクト省スペース設計、I/Oの種類はDIOはソース/シンクに対応、AIO、熱電対、位置決めと約20種類を製品化。これらのI/OはEtherCAT対応に加え、その小型、高速性を最大限に生かすためModbus/TCP、EtherNet/IPに変換できるカプラー、LAN経由で通信するためのエクステンダーも揃えている。
制御ソフトは国際規格IEC61131-3に対応したラダーを書くこともできるCODESYSを搭載。CODESYSでの制御を実現するためにPCに関しては調整された専用BIOSを搭載、最大128軸を1msで制御することが可能となっている。PCベースであれば、制御以外のアプリケーションも実行できることからDX化、IoT化を強力に推進することができるソリューションとなっている。
アドバンテック オートメーションコントローラ「AMAX」脱PLC、PCで装置を制御【PC・コントローラ主要各社の製品紹介】
- 2024年9月27日
- 特集
- 2024年9月25日号, アドバンテック, オートメーションコントローラ
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