ファナックは、協働ロボット「CRXシリーズ」について、更に使い勝手を向上させる手首ボタンオプションを発売した。
同オプションは、ロボットの教示をサポートする手首ボタン機能で、手首フランジに3個のボタンを配置し、ダイレクトティーチ有効・無効や位置教示、ハンド開閉などの機能を設定できる。ティーチングペンダントの操作をしなくても、手首ボタンの操作で教示ができ、教示時間を短縮可能。
手首ボタンへの機能設定は、手首ボタン設定画面で簡単にでき、手首ボタンは追加のアダプタではなく、手首フランジ自身に配置されているため、手首許容負荷に制限はなく、手首ボタンがない場合と同じ条件で使用可能。既存のロボットへの後付けも可能となっている。
https://www.fanuc.co.jp/ja/product/new_product/2024/202408_robot_crxoption.html