エプソンは、最新型スカラロボット「GXシリーズ」について、食品グリス仕様モデルを発売した。
GXシリーズは、ロボットアームに超小型ジャイロセンサーを搭載し、動作中に生じるアームの振動を抑え、高速移動でも指定ポイントでピタッと止まる「GYROPLUS Technology(ジャイロプラステクノロジー)」に対応し、正確な制動能力を兼ね備えたモデル。力覚センサーシステムにも対応し、高速性が求められる搬送作業に加え、人手に頼っていたねじ締めや押し圧検査などの精度が求められる難作業にも対応。今回、新たに食品製造業向けの食品グリス仕様モデルを追加した。
食品グリス仕様モデルは、食品製造機械での使用が認められている食品グリスを使用し、食品工場での自動化による衛生面でのリスクを低減。さらに食品グリスの飛散を防ぐためにじゃばらを装着することで、異物混入を防ぎ、衛生面でのリスク低減が可能。可搬重量3kgと10kg、IP65対応の8kgの3モデルでアーム長違いの7機種のラインナップを揃え、用途や工程に合わせて選択できるようになっている。
エプソン、最新型スカラロボット「GXシリーズ」に、食品製造業向けの食品グリス仕様モデル発売
- 2024年10月9日
- 新製品/サービス
- 2024年10月2日号, エプソン, スカラロボット
オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。
購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。
オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています