キーエンスは、3眼カメラ・AIを搭載し、遠くから難読コードでも瞬間読み取りができるハンディターミナル「BT-A2000/A1000シリーズ」を発売した。
同製品は、業界で初めて3眼カメラとAIを搭載し、近距離・中距離・遠距離に適した3つのカメラが最適な焦点でコード撮像し、従来比3倍以上の読み取り距離を実現。今まで届かなかった距離も読み取りができ、手を伸ばしたり、しゃがんだりの動作が不要となり、その場で体制を変えずに楽な姿勢で読み取りができ、作業スピードの大幅アップと作業者負荷の軽減が可能。
また、10万パターン以上の難読コードを事前学習させた、読み取り専用のAIコアを搭載。欠損したコードも自動修復して読み取りでき、独自アルゴリズムによって斜めからの読み取りや欠損、ビニール越し、汚れ、ゆがみなど難読コードも瞬間で読み取りができる。フォントを問わずにあらゆる文字も読み取り可能となっている。
耐落下性能は3.0m、繰り返し衝撃性能は2万回の堅牢性、IP67の防水防塵。小型大画面で使いやすさも向上している。
https://www.keyence.co.jp/products/mobile-computers/handheld-computers/bt-a2000_a1000
オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。
