
三菱電機は、国内の生産現場で雇用が拡大している外国籍従業員との円滑なコミュニケーションの実現に向けて、工場での朝礼など大人数が参加する場において、多言語を同時表示することで正確な内容を伝達できるシステム「翻訳サイネージ」のプロトタイプを開発した。生産現場における言語の壁を解消、多言語表示により大人数にメッセージを正確に伝達できるようになる。
開発にあたって群馬工場で実証実験を行い、朝礼時の様子の観察や、班長やリーダー、外国籍従業員へのヒアリングを実施したところ、外国籍従業員の91%が「朝礼が分かりやすくなった」との回答を得た。