安川電機、摩擦攪拌接合にも適用可能な産業用ロボット「MOTOMAN-GG250」発売 切削加工や位置決め用途などにも活用可能

安川電機は、アル ミ材の摩擦撹拌接合(FSW)への適用が可能な産業用ロボット「MOTOMAN- GG250」を発売した。
自動車の軽量化にともない、車体フレームや構造部品の素材としてアルミやマグネシウム合金、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の採用が進んでいる。それらの接合方法には、熱変形や強度低下が小さく、異なる金属同士の接合が可能、消耗品が少なく、ランニングコストや環境負荷も小さいFSW が注目されているが、ロボットでFSW装置を持たせると加圧時のロボット本体のたわみによって接合品質が低下するという課題があった。
それに対し同製品は、FSWに適用できるロボットとして開発。従来のロボットに比べて剛性を高め、従来のロボットに比べて外力印加時の位置ずれを大幅に低減し、新制御技術によって高精度化し、従来の大型ロボットに対して繰返し精度と軌跡精度を向上。絶対精度補正機能と組み合わせて絶対精度の向上も可能。
可搬質量250kg、最大リーチ2711mmのロングリーチにより、大物ワークの接合・加工に対応。FSWのほか、穴あけやフライス加工、バリ取りなど切削加工用とや高精度位置決め用途に利用できる。

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