JFE商事グループのトーセン子会社で鉄骨の胴縁母屋専業ファブの三輪鉄建は、本社工場の老朽化に伴って青森県上北郡七戸町の本社敷地内に新工場を建設する。
近年は人手不足などが原因で鉄骨製作分業化が進む中、物件の大型化に伴う加工品種やサイズの変化に柔軟に対応できる体制の構築が急務となっている。現本社工場は築 50 年を超え、経年劣化や雪害による老朽化に加え、狭小のため作業動線の安全性も懸念され、屋内製品ヤードがないため、積雪時には出荷作業効率が低下するという課題があった。
今回の投資では4821平方メートルの新本社工場を建設。加工設備は現工場からの移設に加え、アマダ製の最新型複合機、ビームワーカー、バンドソーなどを新たに導入し、これまでの胴縁母屋だけでなく、鉄骨二次部材まで加工領域と対応力を高め、顧客ニーズに応えていく。
2024 年8月末着工、2025 年9月竣工、同年 10 月稼働予定。
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