JSRは、グローバルな電子材料事業体制の強化に向けフォトレジストの研究開発を拡充すべく関東地方に開発拠点を、韓国に最終生産工程の工場を新設する。
同社は2021年の米国Inpria社買収して以降、最先端EUV用フォトレジストであるメタルオキサイドレジスト(MOR)の事業化を進めている。日本では、四日市工場内にある精密電子開発センターに加えて、グローバルな顧客対応やパートナー企業と連携しやすい関東エリアに新たなMOR用の研究開発拠点を整備し、今秋から工事に着手する。
また韓国でもMORの最終生産工程を担う工場を建設する。MORは韓国における大手顧客での採用検討が進んでおり、2026年の稼働開始を見込んでいる。
JSR、関東に最先端フォトレジストの研究開発拠点、韓国に最終生産拠点を建設
- 2024年10月27日
- 工場・設備投資
- 2024年10月23日号, JSR
オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。
購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。
オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています