シュナイダーエレクトリック、デルタロボット発売 ピックアンドプレース作業を自働化

シュナイダーエレクトリック、デルタロボット発売 ピックアンドプレース作業を自働化

シュナイダーエレクトリックは、産業用ロボットを含むモーション系ソリューション「Lexium(レクシウム)」について、2軸動作のTシリーズ、3−5軸動作のPシリーズの2種類のデルタロボットを12月23日から発売する。
デルタロボットはゲンコツロボット、パラレルリンクロボットとも言われ、高速動作が特長で、コンベア等の搬送ライン上を流れる部品や部材をつかんで指定場所へ移動させるピックアンドプレース作業を得意とする産業用ロボット。特に食料品や日用品など大量生産で製品単価が低い商材の生産現場での人手作業を自動化するものとして有効だが、まだ導入は大手の一部にとどまっている。
それに対し同製品は、ロボットアームの素材に折れにくく、水にも強いステンレスを標準採用。他社のデルタロボットのアームはCFRPを使うものがほとんどだが、CFRPは破損時には炭素繊維が飛散してワークに混入する恐れがあり、あえてステンレス製を標準としている。さらに本体を丸洗い洗浄できるIP65準拠モデルも完備し、食料品製造業に導入しやすくなっている。
Tシリーズは2軸動作で可搬重量最大60kg、Pシリーズは3-5軸で可搬重量最大15kgにまで対応している。

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