小糸製作所は、メキシコとブラジルで生産能力を増強する。
同社は米国・メキシコ・ブラジルの3か国で自動車照明機器の生産・供給を行っており、日系と米系自動車メーカーからの受注が拡大し、ブラジルの売上は2026年度に2023 年度比約2倍、メキシコでも2028年度に同約2 倍となる見込みで、生産能力の不足が予想される。
それに対し同社は、メキシコでの新工場建設、ブラジルで工場を拡張し、生産能力増強を図る。さらに自動化や米国・メキシコ間の相互補完を推進し、生産効率の向上を目指す。
メキシコ新工場の投資額は約200億円(2024~2028年度合計)。敷地面積は12万1076平方メートル。建築面積は2万5000平方メートル。2026年4月生産開始予定。
ブラジル拡張工場の投資額は約130億円(2024~2028年度合計)。建築面積は1万2000平方メートル。2025年8月生産開始予定。
小糸製作所、メキシコとブラジルで自動車照明機器の生産能力増強
- 2024年11月1日
- 工場・設備投資
- 2024年10月30日号, 小糸製作所
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