荏原製作所は、水素インフラ関連機器の商用製品試験・開発センター「Ebara – Hydrogen Equipment Test and Development Center、E-HYETEC、イーハイテック)を千葉県の富津市内に新設する。
燃焼時にCO2を排出しない水素は温暖化対策の切り札として期待されており、同社は水素を「つくる・はこぶ・つかう」のすべての分野で社会実装に向けて技術・事業の活用に取り組んでいる。同センターは、液体水素ポンプの社会実装を確実に遂行するための液体水素(実液)を用いた製品性能試験や要素技術開発を目的とする。液体水素向けポンプの実液を用いた実スケール商用製品試験設備としては世界初。
敷地面積は約1万8000平方メートル。建物面積は約2800平方メートル。投資額は約160億円。2024年1月着工。2026年6月竣工(予定)。2025年に一部試験設備の運用を開始する。
https://www.ebara.co.jp/corporate/newsroom/release/company/detail/1221154_1673.html